カラーズオブラヴ（2017年生、母ディヴォーション）

カラーズオブラヴ（2017年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の色」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したディヴォーションが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋正。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月10日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2020年）

5月16日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のクーレクーに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月24日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦1勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2021年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で武士沢友治騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、アースビヨンドにクビ差交わされて2着となった。

2月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で武士沢友治騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

5月9日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で武士沢友治騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた12戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（11戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のコングールテソーロに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（12戦2勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの河口湖特別（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（13戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（14戦2勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

5歳（2022年）

2月13日、中9週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（15戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

2022年2月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。