ランバイワイルド（2012年生、母アカネゾラ）

ランバイワイルド（2012年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイワイルド（当時10歳）と交配したアカネゾラが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方18戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ワールドファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月14日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。17頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、中8週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月8日、中6週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴァッハウに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月3日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月5日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月25日、中2週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

9月13日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月30日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月17日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、胡桃特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月4日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、間瀬湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた15戦目は、冬至特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月8日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の端月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、立春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、早春スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したハルノメザメを差し切れず、3馬身差の2着となった。

3月8日、中2週で迎えた20戦目は、春疾風賞（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた21戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、迅雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月24日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた22戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、彩のきずな特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた23戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、烈風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

12月21日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた24戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（2017年）

2月22日、中8週で迎えた25戦目は、麗月特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた26戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた27戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したジュンヒラメキを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

4月5日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、神速賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。