ジュンヒラメキ（2013年生、母スズカララバイ）

ジュンヒラメキ（2013年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時17歳）と交配したスズカララバイが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。主な勝ち鞍は2018年のニュートラック上山開設5周年記念(一般B2四)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって842.4万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、河合純二によって356.4万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2015年）

9月25日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は469kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモーライオーに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月1日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

3歳（2016年）

1月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の水仙賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

3月7日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦のわいわい笑フェスカップ（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

11月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、週刊競馬ブック賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のトリプルアローに3馬身の差をつけて優勝

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でバテることなく粘り続けて、最後は2着のテイケイパステルをクビ差振り切って勝利をモノにする

4歳（2017年）

1月19日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクリールジェニーをハナ差振り切って断然人気に応えた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、ジョイホース浜松賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月28日、中7週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のランバイワイルドに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月28日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベストオーパスに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月23日、中7週で迎えた16戦目は、安房スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、エクスプレス賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったケイティマーヤに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中7週で迎えた18戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦1勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた19戦目は、ハンデ戦のサマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた20戦目は、快適生活♪にのみやLife杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るシェナヴィグラスを3/4馬身差し切って7勝目を奪取した。

11月9日、中3週で迎えた21戦目は、百花繚乱!あつぎ国際大道芸2017（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ラディヴィナに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2018年）

1月4日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、駿逸特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったラディヴィナを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月9日、連闘で迎えた23戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

1月19日、中0週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のウインターダッシュ（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハクサンフレンチに2馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた25戦目は、ユニコーン賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（10戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のハウマーナに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月7日、中4週で迎えた26戦目は、ニュートラック上山開設5周年記念（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のセンペンバンカをハナ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

6月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

8月24日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた28戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、やまなみ五湖「津久井湖」杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードグレイスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、ハンデ戦のトパーズスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦6勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた30戦目は、劇場版ハイスクール・フリート制作記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6歳（2019年）

3月8日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、ピスケス賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた32戦目は、ハンデ戦のNARGP受賞記念メモリアルクオカード賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（14戦6勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5月16日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、鎧袖一触賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（15戦6勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ラディヴィナにハナ差交わされて2着となった。

6月13日、中3週で迎えた34戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、川崎スパーキングスプリント（川崎ダート900m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

8月6日、中7週で迎えた35戦目は、紫電一閃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のレザンドゥオールを3/4馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

10月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、津久井やまびこ祭り祈願記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（16戦6勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。