ワールドフォンテン（2020年生、母オペラフォンテン）

World Fountain

2020.05.05

ワールドフォンテン（2020年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時9歳）と交配したオペラフォンテンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井 文秀。主な勝ち鞍は2024年の一般C3七八九。

経歴

デビュー前

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

11月4日、デビュー戦は瀬川将輝騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

3歳（2023年）

6月26日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2024年）

6月4日、約10か月半の休み明けで迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したドンナドンナに半馬身届かず2着となった。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のノンストップガールに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、グラフィアに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月12日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルエピックをハナ差制して勝利を手に入れた。