ナイスオンビコー（2001年生、母サーフパラダイス）

ナイスオンビコー（2001年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ゴルフ用語＋冠名　ゴールを目指して素晴らしい走りをするように」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノメイジン（当時7歳）と交配したサーフパラダイスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月9日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は410kg。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2004年）

7月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C5 24（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5-20（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5 25（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C5 26（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーライオンに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 13（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

2月6日、中4週で迎えた12戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリスティアブラーノを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3月12日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスカイナビゲイターをハナ差振り切って優勝

4月23日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月30日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルーシーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

7月3日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスタートピックスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月23日、中2週で迎えた25戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた27戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。