タケデンシルヴァン（2004年生、母ベルガール）

タケデンシルヴァン（2004年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋森の妖精」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタキシード（当時8歳）と交配したベルガールが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方27戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月9日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

3歳（2007年）

3月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

4月1日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

6月2日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

7月14日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったジャガーメイルを3/4馬身捉え切れず2着となった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、5着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた15戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2300m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、中6週で迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた18戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月14日、中0週で迎えた19戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、宮沢湖特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた22戦目は、巣鴨特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は本多正賢騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5歳（2009年）

1月9日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったキンセイマルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月16日、連闘で迎えた30戦目は、花のまち鴻巣賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月5日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本多正賢騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本多正賢騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本多正賢騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-14 15 16（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本多正賢騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で本多正賢騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた36戦目は、一般C2-11 12 13（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本多正賢騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で本多正賢騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-12 13 14（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で本多正賢騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で本多正賢騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-11 12（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で本多正賢騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で本多正賢騎手（14戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

7月17日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で本多正賢騎手（15戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた43戦目は、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で本多正賢騎手（16戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。