3歳未勝利

レース展開

マイネルテアトロンが馬群を引っ張る形、半馬身差の2番手にミッシェルボランテとアントランが取り付く

主導権を握ったのはマイネルテアトロン。僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にミッシェルボランテとアントランが並ぶ。そのすぐ後ろ、マイネキャロライナが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアズライトとウェーブクイーン。その1馬身後ろ、ニシノフェリーチェは中団前め。ゴスペルクワイアー、ミッキーダンディ、スペシャルウィーンらは中団馬群の真ん中あたりを併走。サクラヴェローチェ、フミノコマチ、フェイジョアらは中団後方の位置。2馬身以上離れて、後方3番手で腰を据えて運ぶのはタケデンシルヴァン。さらにその少し後ろ、後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはアドマイヤビアン。少し離れた殿にメジロアルタイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アズライトが負けん気を発揮してゴール寸前の熾烈な競り合いをアタマ差で制す

先頭はマイネルテアトロンでリードは1馬身。2番手にアズライト、アントラン、マイネキャロライナ、ミッキーダンディらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、依然として先頭で粘り続ける2番人気のマイネルテアトロン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたアズライトが猛烈な末脚を爆発させてマイネルテアトロンを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を掴み取った。2着のマイネルテアトロンから2馬身半差の3着には、中団後方の位置から鮮やかな末脚を繰り出したアドマイヤビアンが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたゴスペルクワイアーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいた16番人気のタケデンシルヴァンが食い込んだ。1番人気のミッキーダンディは2番手にいたが失速して11着に敗れた。