コンスピリート（2021年生、母ミッキーパール）

コンスピリート（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「元気に、活気をつけて(音楽用語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したミッキーパールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。主な勝ち鞍は2025年のザ・ぼんち☆来場記念(C2二)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ハシモトファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、前田晋二によって3,740万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2024年）

2月18日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月11日、中8週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月26日、中6週で迎えた8戦目は、土方颯太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土方颯太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、日向スプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったリンガーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた12戦目は、顔戸7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテーオーロビンソンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、ザ・ぼんち☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオウケンライトに3馬身半の差をつけて制した。

1月15日、中1週で迎えた14戦目は、銭形7ハロン（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本咲希到騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本咲希到騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったモズイージスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月20日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、瀬川瑛子♪来場記念♪（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本咲希到騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本咲希到騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山本咲希到騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた20戦目は、森脇健児☆来場記念（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本咲希到騎手（10戦2勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山本咲希到騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で山本咲希到騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山本咲希到騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったジャクソンルーツに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山本咲希到騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山本咲希到騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で山本咲希到騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた27戦目は、不撓不屈ダッシュ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山本咲希到騎手（17戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で山本咲希到騎手（18戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で山本咲希到騎手（19戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で山本咲希到騎手（20戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフクノエヴリーに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。