エイシンキャロッツ（2022年生、母エーシンヴァーゴウ）

エイシンキャロッツ（2022年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+とても栄養豊富なセリ科植物の複数形」。毛色は栗毛。種牡馬のコパノリッキー（当時12歳）と交配したエーシンヴァーゴウが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は上山牧場。主な勝ち鞍は2025年の果樹ぐみ誕生日おめでとう記念。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月28日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2025年）

3月1日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月22日、中2週で迎えた4戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5月24日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

8月13日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の果樹ぐみ誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュエリーメモリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中3週で迎えた9戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の細久手宿特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の秋日和特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るランインザウインドを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月24日、中3週で迎えた11戦目は、さそり座賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のライチトゥームに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったスカイオージに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るミエルシトロンを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って断然の支持に応えた。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、長良川温泉特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。