マイネルストリーム（1996年生、母ポートマリヤ）

マイネルストリーム（1996年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時11歳）と交配したポートマリヤが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地20戦2勝2着2回、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,400万円（14万×100口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月10日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月29日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトシザブイに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシングンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月11日、中7週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクラシックステージをアタマ差振り切って優勝

9月19日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の秋分特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の花背特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたエーピーバースト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5歳（2001年）

3月13日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイガリュウセイを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりの実戦をモノにした。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の桃山特別（京都ダート1800m 雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月30日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の鷹取特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ウインターテール賞（大井ダート1790m 雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキャップボーイをクビ差振り切って休養明けの一戦を物にした。

6歳（2002年）

1月25日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のエレガント賞（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の池月・磨墨賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったケージームテキに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月4日、中2週で迎えた25戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイチコウバクシンオに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた26戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスローンブランを3/4馬身振り切って5勝目を獲得した。

6月16日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、ハンデ戦のロマンチックナイト賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の’02シーサイドカップ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、フェアリーテール賞（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’02ロイヤルカップ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた31戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1690m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた32戦目は、グッドラック賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた33戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。