ディアエイジ（2001年生、母センスオブリズム）

ディアエイジ（2001年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋年。一番の期待馬なので、一緒に年齢を積み重ねていきたい。」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したセンスオブリズムが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の栄町特別(一般D1-1)。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月21日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したオードトワレにアタマ差届かず2着となった。

4月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

11月3日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、静内かじか製品豊漁特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、門別町建設協会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2005年）

4月21日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、羊ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロスペイシーから4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、Aiba中標津1周年記念特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、栄町特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイワールドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月27日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2300m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、逃げるメジロガンバスを差し切れず、3馬身差の2着となった。

12月3日、中4週で迎えた16戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。