ブルベアアスパラ（2015年生、母シゲルデリシャス）

ブルベアアスパラ（2015年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『アスパラガス』より」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時12歳）と交配したシゲルデリシャスが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C2 22。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2018年）

2月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタベテスグネルに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた11戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったタムロムーンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 45（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったサブスリーアゲインをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月16日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったブラックウィンダムにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のオウガをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4歳（2019年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた17戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したネオヴェッキオに半馬身届かず2着となった。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた22戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリードアゲンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、デルマコイシグレに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、風待月特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた27戦目は、七夕特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C1 14（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた33戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったナムラガンバローに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月19日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた36戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。