トレジャーアトラス（1999年生、母アトラスマーカー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山育成牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

太田進厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、スギノビューティーに交わされて4馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、カゲノショウグンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

4月22日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C3六七（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったホワイトペガサスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックエンジェルを豪脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。