レインボーアトム（1990年生、母レインボーローズ）

レインボーアトム（1990年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時10歳）と交配したレインボーローズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方37戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

2月28日、デビュー戦は酒井健二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井健二騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月15日、中3週で迎えた5戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオギレジェンドを半馬身振り切って初白星を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

12月27日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1994年）

1月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた12戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワムサシに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーテイオーから1馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた17戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハートストリングスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティルーブルに2馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、荒尾騎手招待（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた21戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコシノハナから4馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1995年）

9月9日、約9か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小竹清一騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小竹清一騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小竹清一騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小竹清一騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1996年）

1月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千田知幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウエイザンから2馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた35戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、約5か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた37戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（1997年）

4月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた40戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。