ミスコロムビア（1994年生、母リュウコスモス）

ミスコロムビア（1994年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時16歳）と交配したリュウコスモスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、地方14戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3六ア。

経歴

デビュー前

井手正則厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

12月19日、デビュー戦は伊藤健児騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1998年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、5歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤健児騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤健児騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月11日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤健児騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスティクリークを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤健児騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークビギンから2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中0週で迎えた6戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤健児騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコルソンヒストリーを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

10月11日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤健児騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

11月25日、中5週で迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したキセキノロマンスを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

12月17日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5歳（1999年）

9月14日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3六ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエビスロジンフラワに1馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

11月16日、中8週で迎えた11戦目は、一般C3七八（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は伊藤健児騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた12戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったケービーバルボーレに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

7歳（2001年）

3月13日、約14か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C3七ウ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。