ミスターカリスマ（1997年生、母アトラスヒカル）

ミスターカリスマ（1997年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時17歳）と交配したアトラスヒカルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は渡邉光典。戦績は、地方42戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のアルファード賞(一般B2三 B3一ハンデ)。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

7月23日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったキングリジェネに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマルゼンアカデミーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2000年）

3月24日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったリトルジャイアンツに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入った。

6月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマトソロンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた15戦目は、グッドラック特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、初春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた17戦目は、節分特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

3月28日、中5週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた21戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、カネショウレパードに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、プレセペ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた23戦目は、ポインタース賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイツクシマをハナ差振り切って2勝目をつかんだ。

8月7日、中3週で迎えた25戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のアルファード賞（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るマスターフェイクを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月7日、中3週で迎えた27戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた28戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた29戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5歳（2002年）

4月27日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、ハンデ戦のシリウス賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた31戦目は、ペガサス賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のスピカ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアルタイル賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた34戦目は、七夕賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた35戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた36戦目は、ブルーライト賞（大井ダート1790m 雨/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた37戦目は、観月賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた38戦目は、アルゲニブ賞（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（12戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた39戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ファンタジーナイト賞（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のラストトゥインクル賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月10日、中4週で迎えた41戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦のアデュー2002賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。