メイショウタカウジ（1995年生、母ヘイアンマーチ）

メイショウタカウジ（1995年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時12歳）と交配したヘイアンマーチが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、逃げるサヴァイヴァコールにハナ差届かず2着に惜敗した。

7月26日、中7週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアピールシチーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、逃げるアイサダオーを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田康彦騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンパンレインをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。