ラスカルライデン（1996年生、母シンコロサン）

1996.03.21

ラスカルライデン（1996年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のカミガモライデン（当時9歳）と交配したシンコロサンが10歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は石川原 寛一。戦績は、地方19戦8勝2着1回。1999年の新潟卯月賞(アラ系4歳)に勝利した他、1998年のアラブ3才牝馬賞(アラ系3歳 牝ハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川原寛一から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、新潟県馬主協会によって157.5万円で落札された。

津野総夫厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1998年）

6月1日、デビュー戦は根岸良昌騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウインに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳ハンデ戦でオープンのアラブ3才牝馬賞（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーミューズに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの北海道三石賞（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中6週で迎えた4戦目は、2歳オープンのヤングマイラー賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルランナーに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、2歳ハンデ戦でオープンの若駒賞（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中0週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルランナーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳A（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリーダーマックに約12馬身の大差をつけて5勝目をつかんだ。

12月13日、中3週で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳ハンデ戦の駿馬賞（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシロスマートに半馬身の差をつけて6勝目をマークした。

3歳（1999年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳A1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は榎伸彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスタータカオーに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳オープンの新潟卯月賞（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングゲイルをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

5月5日、中4週で迎えた12戦目は、3歳オープンの新潟アラブ優駿（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングゲイルから7馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中4週で迎えた13戦目は、3歳オープンの東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（7戦5勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、加茂特別（三条ダート1650m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

10月12日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた16戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、鳥居峠特別（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。