デルマベルモット（2015年生、母メイクイットベター）

デルマベルモット（2015年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋酒の一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時13歳）と交配したメイクイットベターが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月17日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3歳（2018年）

1月6日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアブナイヒロユキに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のサンタフェサンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月9日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、トーセンスパンキーに交わされて4馬身差の2着となった。

9月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ヤマノミラクルに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた17戦目は、キッチンカーfu-go賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のアーリーバードに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2019年）

2月19日、中9週で迎えた24戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2 37（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた27戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた30戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（3戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月3日、中4週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。