シャイニングアーチ（2010年生、母ユーゲントアーチ）

シャイニングアーチ（2010年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスエヒロコマンダー（当時15歳）と交配したユーゲントアーチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）渡邊牧場。戦績は、地方29戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の山百合特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

渡部則夫厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

7月13日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ネオディオスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月21日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

10月1日、中0週で迎えた5戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはつかり特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマヒナズヒルを半馬身捉え切れず2着となった。

11月16日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

3歳（2013年）

8月20日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴイハチに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の人生というPOG開幕徹くん誕生記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュワジヴェチカに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、帷子川特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、かえで賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトーセンリューをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2014年）

2月11日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた14戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた15戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、2014春川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデジタルデータを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って優勝

5月20日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したサチノポピーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月27日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、あやめ賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアゲシオに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

7月3日、中4週で迎えた18戦目は、山百合特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（13戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンプレッジに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

9月9日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、いわし雲特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた20戦目は、しずおか爽秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（15戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた21戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、菊花特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（16戦4勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したエスケイアリュールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月17日、連闘で迎えた24戦目は、トナカイ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（17戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

5歳（2015年）

5月13日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（18戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた27戦目は、山開き特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、雲取山特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のパッパーレをクビ差振り切って優勝

6歳（2016年）

11月1日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた29戦目は、よこすかポートマーケット記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。