ワイエスドラゴン（1995年生、母ナスノヒスイ）
Y.S.Dragon
1995.03.28
ワイエスドラゴン（1995年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時16歳）と交配したナスノヒスイが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、地方29戦15勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の笠松オールカマー。
経歴
デビュー前
梶原軍造厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1997年）
11月25日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ ヌ（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリハヤブサに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1998年）
1月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイビックリに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
2月11日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョイフルメイトに7馬身の差をつけて優勝
2月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤサキキングをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
3月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月2日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の奥飛騨特別（笠松ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。
11月8日、中2週で迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。
4歳（1999年）
1月13日、中8週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のカンセイライアンに1馬身の差をつけて優勝
2月12日、中3週で迎えた11戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘイセイスピードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。
3月16日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカダイオーに5馬身の差をつけて制した。
4月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイホウワッスルに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月25日、中2週で迎えた14戦目は、牡丹特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
5月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマルカダイオーに1馬身半の差をつけて制した。
6月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハマミサルビヤを3/4馬身振り切って優勝
7月14日、中5週で迎えた17戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、乗鞍特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月15日、中4週で迎えた18戦目は、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルタカフレンズを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝
9月13日、中3週で迎えた19戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンナポレオンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
10月17日、中4週で迎えた20戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。
11月22日、中4週で迎えた21戦目は、白川郷特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
5歳（2000年）
2月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターグレードに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月3日、中5週で迎えた23戦目は、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4月24日、中2週で迎えた24戦目は、つつじ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオグリエンゼルを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす
5月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコンコルドを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
6月2日、中1週で迎えた26戦目は、長良川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6歳（2001年）
5月14日、約11か月半の休養明けで迎えた27戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。
6月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
7月10日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた29戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったパックマンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。