インターイズミ（1984年生、母ミヤジヒロー）

インターイズミ（1984年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホープフリーオン（当時12歳）と交配したミヤジヒローが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地31戦2勝2着2回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

4月18日、デビュー戦は武田悟騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は426kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで、最後は2着のベイリーフロイヤルをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

5月24日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（1戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武田悟騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（1988年）

1月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武田悟騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武田悟騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた6戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

10月8日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は古小路重男騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

5歳（1989年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したマルトヨオンブルを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3月5日、中2週で迎えた17戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた18戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したキリチェリオを差し切れず、3馬身差の2着となった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、5歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手（4戦0勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた23戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月6日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上400万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は2着のイブキラブソングに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

11月11日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（2戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6歳（1990年）

4月1日、約4か月の休み明けで迎えた32戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小笠原義巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。