ショウワモダン（2004年生、母ユメシバイ）

ショウワモダン（2004年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「昭和を偲んで」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアジハード（当時9歳）と交配したユメシバイが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地47戦10勝2着6回。2010年の安田記念(G1)に勝利した他、2010年のダービー卿チャレンジトロフィー(ハンデG3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月1日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ニードルポイントに交わされて2馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プロミスフェアーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ツルマルキセキにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2007年）

1月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジャックローズに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

1月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイファインを3/4馬身差し切って2勝目をマークした。

3月18日、中7週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月7日、中2週で迎えた9戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の紅葉特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスズノオオゴンに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

12月8日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1600万下の冬至ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、リザーブカードに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2008年）

2月4日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上1600万下の早春ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた15戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のダノンムローに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

4月6日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6月15日、中7週で迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

8月2日、中6週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の新潟日報賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

11月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のノベンバーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のキタノリューオーをアタマ差振り切って5勝目を手にした。

12月6日、中2週で迎えた21戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦1勝）。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

5歳（2009年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したマヤノツルギにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月31日、中2週で迎えた23戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3月14日、中5週で迎えた24戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタケミカヅチに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月5日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

5月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンの都大路ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた27戦目は、欅ステークス（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた28戦目は、福島テレビオープン（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したトーホウレーサーにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、ハンデG3の京成杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた30戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

11月21日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた32戦目は、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のタガノサイクロンをハナ差振り切って7勝目を収める

6歳（2010年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた34戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい16着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた35戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月14日、中1週で迎えた36戦目は、東風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月4日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルファルケを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

5月22日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた38戦目は、メイステークス（東京芝1800m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルポートを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて9勝目を手にした。

6月6日、中1週で迎えた39戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（5戦2勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスーパーホーネットを半馬身振り切って上半期マイル王の座を掴み取った。

10月10日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で後藤浩輝騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた41戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で後藤浩輝騎手（7戦3勝）。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた42戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（8戦3勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

7歳（2011年）

2月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg戻して迎えた44戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（9戦3勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

4月3日、中7週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた45戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（阪神芝1600m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（10戦3勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた46戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月14日、中3週で迎えた47戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は後藤浩輝騎手（11戦3勝）。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。