デクレアウォー（1985年生、母フオウフエン）

デクレアウォー（1985年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のボールドコンバタント（当時22歳）と交配したフオウフエンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）仲野牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方30戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の一般C5-4。

経歴

デビュー前

柴田欣也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

12月12日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3歳（1988年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた4戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勇騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勇騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木勇騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木勇騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4歳（1989年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセルジャガーをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

3月21日、中2週で迎えた13戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルジャガーから1馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジュロードから2馬身半差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソウタをクビ差制して2勝目を獲得した。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本幸次郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた19戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニジュネスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月23日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテキサスグレースをクビ差制して制した。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセキチョウクインから4馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1990年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢ケ部徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた28戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンツビクトリから1馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中7週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた32戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた34戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファバアニイに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月1日、中2週で迎えた35戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は甲田守騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた36戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた37戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で甲田守騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1991年）

1月8日、中6週で迎えた39戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲田守騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月23日、中6週で迎えた40戦目は、安井良人騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。