サクラメガフレア（2010年生、母サクラメガ）

サクラメガフレア（2010年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋大きな太陽フレア」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時15歳）と交配したサクラメガが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の真歌公園賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

6月16日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月17日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、赤岩青巌峡賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルバームーンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、天馬街道賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったアロマーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月12日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4歳（2014年）

5月22日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた8戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったニシケンコジロウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、真歌公園賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のファイラムをハナ差振り切って2勝目をマークした。

8月7日、中2週で迎えた13戦目は、日高山脈襟裳国定公園賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、イクスクイジットに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、なかしべつ養老牛温泉賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた21戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。