エイシンスイセイ（1989年生、母エイシンローズ）

エイシンスイセイ（1989年4月26日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時14歳）と交配したエイシンローズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の然別湖特別(A B)。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

6月15日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（函館(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（1992年）

4月16日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（帯広ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテスコホーリーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた9戦目は、4歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡島玉一騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡島玉一騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡島玉一騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（旭川ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡島玉一騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月12日、中3週で迎えた14戦目は、安田歩騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースマイヤーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゼウスに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、美流渡特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラキャメルに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月30日、中2週で迎えた17戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、緑ケ丘特別（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャノンロードからクビ差の2着に惜敗した。

10月8日、連闘で迎えた18戦目は、由仁特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は安田歩騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノセイコーに5馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4歳（1993年）

4月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、白樺特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた20戦目は、納沙布岬特別（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、奈井江特別（岩見沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、浦臼特別（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は安田歩騎手（3戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた23戦目は、緑ケ丘特別（岩見沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（4戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒダカタックルに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

7月6日、中1週で迎えた24戦目は、追分特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田歩騎手（5戦4勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、支笏湖特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラダルフィーから1馬身半差の2着となった。

10月21日、中0週で迎えた26戦目は、屈斜路湖特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、雌阿寒岳特別（帯広ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンスオールナイトに1馬身半の差をつけて優勝

11月16日、中1週で迎えた28戦目は、然別湖特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（16戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤコマチに1馬身の差をつけて8勝目を収める

5歳（1994年）

5月4日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、宝水特別（岩見沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（17戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。