ブラックシャルマン（2006年生、母ジェリーナイス）

ブラックシャルマン（2006年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のムタファーウエク（当時10歳）と交配したジェリーナイスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、地方18戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

佐々木修一厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2009年）

8月17日、デビュー戦は高橋悠里騎手を鞍上に据えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は501kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた4戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月3日、中6週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダーチャに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアグネスエイプリルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメメミルキッシュに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒカリバイカルを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月17日、中4週で迎えた9戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のミルクボーイに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5歳（2011年）

5月3日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のチェリーセブンをクビ差振り切って休養明けの一戦を制した。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。