バンブーロカビリー（1995年生、母オデットバンブー）

バンブーロカビリー（1995年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーメモリー（当時10歳）と交配したオデットバンブーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地22戦3勝2着1回、中央障害4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月29日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したリキアイトニーオーに3/4馬身届かず2着となった。

7月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウエストドラゴンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4歳（1999年）

3月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（9戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（10戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（11戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（12戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のチョウカイスピードをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の有松特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（13戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月27日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（14戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブイズドリームを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を収める

12月18日、連闘で迎えた20戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日豊特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（15戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリールションから2馬身半差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーセイシュタインをクビ差制して順当に勝利した。