マイネルウィズ（1991年生、母マイプリンセス）

マイネルウィズ（1991年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のネヴアーベター（当時7歳）と交配したマイプリンセスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤利雄。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

6月19日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、コクサイファーストに交わされて3馬身差の2着となった。

12月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコネクションロッドを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月30日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

9月10日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳吉孝士騎手（8戦1勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月17日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4歳（1995年）

1月15日、中3週で迎えた13戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた15戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず最後はヒデホーマーと並んで6着同着となった。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の御嶽特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた18戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

7月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた19戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月25日、中3週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた20戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、古川彰騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で古川彰騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1996年）

1月11日、中1週で迎えた28戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた29戦目は、岡河まき子騎手を鞍上に迎えて、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡河まき子騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘネシーライトに半馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月11日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田口輝彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた35戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月28日、中8週で迎えた36戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスコットシルバーから1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1997年）

1月13日、中1週で迎えた37戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。