ウィーゴー（2011年生、母ユーロペ）

経歴

デビュー前

林隆之厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2013年）

7月26日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイスパークに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のゴールデンルーキー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハルノメザメに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月9日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3歳（2014年）

5月19日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のカーネーション特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、初夏特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦2勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、海風特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた10戦目は、赤富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヘレニウムに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のブセナに1馬身1/4の差をつけて優勝

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた13戦目は、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（2015年）

9月4日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた15戦目は、伊勢原市公式キャラクタークルリン記念（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた16戦目は、秋分の日特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアイディアバイオ決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月19日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた17戦目は、しずおか爽秋特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた18戦目は、カノープス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、横須賀製鉄所創設150周年記念（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた20戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた21戦目は、松竹梅特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエンドオブジアースに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

1月28日、中3週で迎えた22戦目は、神奈川県営水道賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったメガンテに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中3週で迎えた23戦目は、朧月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（11戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月28日、中4週で迎えた24戦目は、マーケットスクエア川崎イースト竣工記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた25戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、SPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた26戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のレイクマッケンジーに2馬身半の差をつけて制した。

5月27日、中1週で迎えた27戦目は、小田原市特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた28戦目は、湘南発祥の地大磯特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた29戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ルビースター賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

12月2日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、シリウス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

6歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた32戦目は、迎春盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた33戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、湘南にのみや菜の花記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた34戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では生来の負けん気を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月7日、中2週で迎えた35戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、マーチ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。