ミンナノユメミノル（2019年生、母ミンナノユメノセテ）

Minnano Yumeminoru

2019.04.06

ミンナノユメミノル（2019年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皆の夢が実るよう願いを込めて」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時22歳）と交配したミンナノユメノセテが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋本牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

6月12日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

12月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったロープスピニングに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセイウンシデンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマトコウセイにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒメカミノイタダキに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったウラカワノキセキに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月28日、中8週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅原明良騎手（5戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（6戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

2022年11月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったモーニングショーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた16戦目は、野島崎特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた17戦目は、2002年キングセイバー号記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったウインドブロウンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月16日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハナズオウ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソレイユスマイルに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月10日、中3週で迎えた19戦目は、鳥待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた20戦目は、アマゾナイト特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月29日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、くるみ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったワガンセに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた22戦目は、大福山特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、柊特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた24戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、グレイトフル特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

5歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた25戦目は、船橋ケイバでまた会おうね!ウマ娘特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったタイムモーメントに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2月10日、中3週で迎えた26戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた27戦目は、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた28戦目は、ヤエザクラスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた29戦目は、ネモフィラスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。