ホンガクイン（2000年生、母リュウジンスキー）

ホンガクイン（2000年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーウェル（当時8歳）と交配したリュウジンスキーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、地方49戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の雪印ストリングチーズ特別(一般D1-1)。

経歴

デビュー前

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2002年）

10月14日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた3戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月7日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山田信大騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた16戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2004年）

1月9日、中5週で迎えた17戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（13戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた19戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（14戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（15戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（16戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月13日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月19日、連闘で迎えた23戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイザリミットからクビ差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた28戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた29戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般D3-1（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

9月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宮崎光行騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で宮崎光行騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮崎光行騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮崎光行騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月11日、中1週で迎えた37戦目は、花水車特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で宮崎光行騎手（15戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2005年）

4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で宮崎光行騎手（16戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコーオーカンから半馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた39戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で宮崎光行騎手（17戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた40戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた41戦目は、手稲特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた42戦目は、新川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（18戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた43戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた44戦目は、豊平峽特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月16日、連闘で迎えた45戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、円山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のミツイシスターに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた46戦目は、雪印ストリングチーズ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のデリバティブボーイに1馬身半の差をつけて優勝

7月13日、中1週で迎えた47戦目は、ラムタラ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた48戦目は、リゾートアイランド改装記念特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトクノステージワンから2馬身半差の2着となった。

7月27日、連闘で迎えた49戦目は、トウカイテイオー賞（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。