ユウキオジョウー（2008年生、母フォレストメリー）

ユウキオジョウー（2008年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋お嬢」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時6歳）と交配したフォレストメリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、地方29戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ちきり組合によって262.5万円で落札された。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月29日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

2月12日、中2週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオークヒルパークをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月25日、中3週で迎えた15戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4歳（2012年）

2月12日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月16日、中6週で迎えた18戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3四（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、報知新聞創刊140周年記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた22戦目は、ほうき星賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江里口裕輝騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江里口裕輝騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、盛夏賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江里口裕輝騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、ドリーミーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で江里口裕輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、晩夏賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江里口裕輝騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた27戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、ブーゲンビレア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた29戦目は、近代競馬150周年記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた30戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた31戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた33戦目は、白川郷賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた34戦目は、ビオラ特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた35戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、冬菜賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた36戦目は、ネット投票ならオッズパーク賞（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた37戦目は、シンビジウム特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた38戦目は、双六特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた39戦目は、南大津通賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた40戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、ポメのコダヌキ7歳誕生日記念（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた41戦目は、焼野特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた42戦目は、まこと&まなみ結婚記念杯（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた43戦目は、烏貝賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた44戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、2013岩手競馬スタート!（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた46戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。