ツクバショウグン（2006年生、母ウエディングローズ）

ツクバショウグン（2006年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋将軍」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したウエディングローズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C1 C2。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず13着に終わった。

3歳（2009年）

2月21日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のように急駛したが、抜け出したティアップシンゲキにクビ差届かず2着となった。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したヤラマイカを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4歳（2010年）

2月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

3月10日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、Stepto船橋競馬60周年賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月16日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルクコンダクターに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月23日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、花菖蒲特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月24日、中8週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた18戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた19戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（2011年）

4月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた20戦目は、一般C1八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月20日、約6か月の休み明けで迎えた21戦目は、REDS WAVE 78.3FM特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、深秋特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた23戦目は、月魚特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（10戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十三十四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月1日、中7週で迎えた26戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月12日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したファーストバレーに半馬身届かず2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた30戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。