ヤラマイカ（2006年生、母ドロシーズドリーム）

ヤラマイカ（2006年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「やってやる、一緒にやりましょう（遠州言葉）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバチアー（当時9歳）と交配したドロシーズドリームが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はモトスファーム。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害12戦0勝2着3回、地方8戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月30日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

11月16日、中5週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3歳（2009年）

1月15日、中6週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴールデンチケットに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月15日、中4週で迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアイティヤマトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったシュガータウンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ショーファイトダダに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のツクバショウグンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月8日、中3週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

4歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた18戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

8月7日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた22戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた23戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月25日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2011年）

2月13日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた25戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた26戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月4日、中2週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったトリビュートソングから1馬身3/4差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンドリーカから1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストルーラーから7馬身差の2着に敗北した。

7歳（2013年）

5月19日、約22か月の休み明けで迎えた31戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月1日、中5週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（8戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。