スプリングルシオ（2008年生、母ハイランドファンタジー）

スプリングルシオ（2008年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サッカー選手名」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時20歳）と交配したハイランドファンタジーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月22日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月16日、中6週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったローマンレジェンドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセトノハリケーンに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のかきつばた賞（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。