サンデトロイト（2014年生、母レインボーリップル）

サンデトロイト（2014年5月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「太陽＋アメリカの都市名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時16歳）と交配したレインボーリップルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2018年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって216万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月25日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず13着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

4歳（2018年）

2月13日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、ワガママきいてゆりあ生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、マコトステッラミラに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、スリーチャームに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中0週で迎えた7戦目は、みんな名古屋でHOWEVER!（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったラインサージュに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローズクイーンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた9戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウチハヤに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月25日、連闘で迎えた12戦目は、牛の滝特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C9（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランフィーユに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月9日、中6週で迎えた15戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビックヒバリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のオースティンに1馬身の差をつけて優勝

8月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。