マライアダンシング（2008年生、母ユウターマライア）

マライアダンシング（2008年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋踊り」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時16歳）と交配したユウターマライアが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、地方30戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

塚田隆男厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2011年）

7月22日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヘイハチダーリンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったジェルソミーナに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月10日、中0週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の結依入学・芽依誕生おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月20日、中0週で迎えた7戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の心ちゃん祝5周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた8戦目は、一般C33（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C32（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコトブキファミリーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月5日、連闘で迎えた10戦目は、一般C31（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C35（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロージーフィンチにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C33（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、セクシービジョンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C32（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C32（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月19日、中5週で迎えた16戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたペガサスクイーン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったコトブキチャンスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（9戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアラシノショーコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、6/1鋼治&梓結婚記念杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスズカセントレアを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月4日、連闘で迎えた22戦目は、祝28歳一ノ瀬康介誕生記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（15戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で児島真二騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったセクシービジョンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で児島真二騎手（18戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で児島真二騎手（19戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた30戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で児島真二騎手（20戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。