コスモフーシャ（2003年生、母ベルベットハニー）

コスモフーシャ（2003年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋風車」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルマックス（当時9歳）と交配したベルベットハニーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の夏ツバメ特設(一般C10)。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月20日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2006年）

5月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

8月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

4歳（2007年）

1月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた8戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた11戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた13戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタラートキンギンをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた15戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、夏ツバメ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノシャダイに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月17日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムデンセツからクビ差の2着に甘んじた。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナツノメモリーからクビ差の2着に甘んじた。

8月19日、中2週で迎えた20戦目は、旅の思い出荒尾競馬初観戦（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中4週で迎えた21戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルークマモトから3/4馬身差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。