ハツネスキッパー（2005年生、母スプレンダーガール）

ハツネスキッパー（2005年6月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時11歳）と交配したスプレンダーガールが16歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、地方13戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳F1三。

経歴

デビュー前

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

8月22日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は415kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミリオンフィルムズに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

2月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアオイフェアリーに3馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、サンクスミリオンに半馬身交わされて2着となった。

4月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボールドコンバットに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳F1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴイセヨオレタチを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

9月18日、中3週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。