クレバールンルン（2003年生、母タヤスアジサイ）

クレバールンルン（2003年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時11歳）と交配したタヤスアジサイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は農業生産法人（有）上野育成牧場。戦績は、地方30戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

10月18日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月14日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、2歳F5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンキョウパレードを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプレゼントジョアを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2006年）

1月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビービーガッツにハナ差交わされて2着に甘んじた。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3月23日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月6日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミラクルパークをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘイセイキープを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月18日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンブリッジウィンを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディアフラワーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オエドニホンバシにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D3三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上D2四（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ヨシヤマペアーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月26日、中2週で迎えた24戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のニットウアンナに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月15日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。