エトワールブルー（1998年生、母ミスティーグリーン）

エトワールブルー（1998年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したミスティーグリーンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方24戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のサントリーモルツカップ(B2)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月8日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したナンヨーノワタクシを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月15日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、6着に終わった。

12月2日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた6戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4歳（2002年）

2月5日、中7週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイブルボンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネツダンサーから半馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のソウルキャリバーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリッシュエマに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カネツダンサーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミヤジクーガーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハッコースポットをハナ差振り切って4勝目を収める

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、みついし昆布特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、サントリーモルツカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタカライーストを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、みなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、日本盛カップ（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月21日、中2週で迎えた20戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリーカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた21戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、AM神戸558賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた23戦目は、梅のまち御津特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた25戦目は、英知大学賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた26戦目は、みっきぃ特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、東浦町カーネーション特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた28戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた29戦目は、日本盛グリーンパック盃（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。