メイショウフレイヤ（2013年生、母シングフォアジョイ）

メイショウフレイヤ（2013年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋北欧神話における女神の一柱」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したシングフォアジョイが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月14日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

3歳（2016年）

1月17日、中4週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ダノンレーザーに交わされて3馬身差の2着となった。

3月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のドンボラーレを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

4月24日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は義英真騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

9月17日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（4戦1勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4歳（2017年）

4月25日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、金沢犀川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

9月20日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

5歳（2018年）

1月28日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月5日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

8月12日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた21戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

11月4日、中6週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた23戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブラストに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

12月4日、中1週で迎えた25戦目は、食の工芸を楽しむ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイノデザイヤに約12馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

12月11日、連闘で迎えた26戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したアンシンカブルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクサングロウに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6歳（2019年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、北陸先端科学技術大学院大学西本一志記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサードアイに1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

4月14日、中1週で迎えた30戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で、もらってうれしいが貯まる特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた32戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月2日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、彦星賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

8月13日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた34戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のC級クイーン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた35戦目は、金沢三文豪徳田秋声賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた36戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、ミヤマリンドウ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月26日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

12月9日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた39戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月27日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。