パンパカパーティ（2011年生、母ウォータートスカ）

パンパカパーティ（2011年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサイレントディール（当時11歳）と交配したウォータートスカが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は畔高牧場。戦績は、地方30戦3勝2着2回。2014年のニューイヤーカップ(S3)で2着に入った他、2013年の栄冠賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畔高牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって210万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

5月3日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネマサエンドに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月2日、中8週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したノットオーソリティを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳戦の新番特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソードオブホロウに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のフロンティアジュベナイル特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリュウチャンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2014年）

1月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ファイヤープリンスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月12日、中7週で迎えた6戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

10月7日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4歳（2015年）

4月29日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦の昭和の日特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

6月12日、中5週で迎えた13戦目は、大磯町特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月14日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のルビー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネル開局20周年記念特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月25日、中8週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の菊月特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の陽月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

5歳（2016年）

1月6日、中9週で迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた19戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、七草特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた20戦目は、白梅賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の春光特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた22戦目は、芝桜特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月13日、中6週で迎えた23戦目は、うまかばい熊本 in 川崎（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた24戦目は、向暑特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、九美上特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の錦秋特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、深秋特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた28戦目は、ハンデ戦の養老渓谷特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6歳（2017年）

1月16日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、新春特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた30戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、野島崎特別（船橋ダート1700m 小雪/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。