インパルスベルン（2018年生、母ムーンフライト）

Impulse Bern

2018.02.20

インパルスベルン（2018年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「衝撃+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時9歳）と交配したムーンフライトが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内白井牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、静内白井牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、四本昭弘によって1,080万円で落札された。

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンサンレックスに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

4月18日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

2021年5月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月9日、中7週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、旧吉田茂邸オープン5周年記念（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた5戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた6戦目は、メリッサ賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた8戦目は、紅葉葵賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、楓賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2021年11月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。