モンサンレックス（2018年生、母モンサンアルビレオ）

モンサンレックス（2018年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王(ラテン語)」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時13歳）と交配したモンサンアルビレオが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったインパルスベルンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

3歳（2021年）

1月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月28日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡巧也騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木幡巧也騎手（7戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月7日、中5週で迎えた11戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバイーアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月31日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、ブラッド・アンド・サンド賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイレクトフライトを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

4歳（2022年）

3月10日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

デビュー前

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

4月21日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモリデンワールドに2馬身半の差をつけて優勝

5月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月23日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったオルトスラッガーをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオルトスラッガーにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月1日、中3週で迎えた18戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったオルトスラッガーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、花梨賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたシエロフェイス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2023年）

3月30日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、オフト京王閣賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったスティルライフにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、観音坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた22戦目は、行人坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサヨノネイチヤに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で迎えた23戦目は、東郷坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で和田譲治騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月5日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、権之助坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で和田譲治騎手（13戦3勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月1日、中3週で迎えた25戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で和田譲治騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラストストーリーに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

12月6日、中4週で迎えた26戦目は、黄葉賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で和田譲治騎手（15戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したウインレゼルヴにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で和田譲治騎手（16戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6歳（2024年）

1月22日、中3週で迎えた28戦目は、ガーネット賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で和田譲治騎手（17戦4勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた29戦目は、大黒坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で和田譲治騎手（18戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。