レイトブルミング（1988年生、母マイリークイン）

Late Blooming

1988.04.08

レイトブルミング（1988年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時7歳）と交配したマイリークインが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の里見特別(500万下)。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

7月13日、デビュー戦は大江原哲騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったタマモアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のターナゲインに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原哲騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったデザートローズにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の里見特別（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大江原哲騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクードグラスを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

10月27日、中4週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大江原哲騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4歳（1992年）

7月19日、約9か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大江原哲騎手（6戦2勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。