レインボーシャーク（2015年生、母ハレイワクィーン）

Rainbow Shark

2015.03.19

レインボーシャーク（2015年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時13歳）と交配したハレイワクィーンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カタオカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、井上久光によって162万円で落札された。

高橋清顕厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2017年）

12月25日、デビュー戦は瀬川将輝騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた2戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドパワーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のゴールデンビコーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を奪取した。

3月5日、中0週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花特別（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヴェラクルスを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンシュローダに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたジツリキヤシャ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月4日、中2週で迎えた8戦目は、カランコエ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2019年）

2月4日、中5週で迎えた10戦目は、蝋梅賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた11戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、春暖賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、踏青賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月8日、中2週で迎えた13戦目は、築地食堂源ちゃん賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。