ヴェラクルス（2011年生、母エイシンバーリン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は491kg。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルーフォンテンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のリコープナホウに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバンディートに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C1 C2（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2016年）

4月5日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のレディーイモンに1馬身3/4の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

8月2日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、クロシャインに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のミエノサンキューをクビ差振り切って順当に勝利した。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサクセスクイーンを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコイスルオトメを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月12日、中2週で迎えた10戦目は、新宿つつじ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリックラフィキに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（2017年）

1月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカズノワンダーをハナ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7歳（2018年）

1月26日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた13戦目は、一般C3二三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハルサエクレバを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（8戦5勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた16戦目は、ベストラッキーカップルキャンペーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアルファスバルを半馬身振り切って順当に勝利した。

5月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアルファスバルをクビ差振り切って1番人気に応えた。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（7戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレインボーシャークを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた22戦目は、夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（8戦5勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。