アルファスバル（2013年生、母アルファラフィーネ）

アルファスバル（2013年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋昴」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時18歳）と交配したアルファラフィーネが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

3月6日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入った。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月28日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2017年）

1月10日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3八九（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカイジンクラウンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビレッジエンペラーに5馬身の差をつけて優勝

5月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月16日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、マッサンゴールドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

9月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた18戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5歳（2018年）

1月26日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた20戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったエーコーショウリに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月30日、中2週で迎えた22戦目は、ラスト昼割賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では生来のガッツでどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したヴェラクルスに半馬身届かず2着となった。

5月24日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、抜け出したヴェラクルスを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウエジソンに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

6月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（10戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた27戦目は、ビアスタンド賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（11戦3勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（12戦3勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。